あけましておめでとう─大糸北線について
あけましておめでとうございました。最近は下車っぽいこと全然してません。
最近、大糸北線に廃線フラグが立ったという事で、それに関して何か言おうかな。とはいえ専門的な知識とか全然ないので、一オタクとして大糸線に対し今思っている事を書きます。
最後に大糸線に乗ったのは2017年1月3日。雨降る中糸魚川から頸城大野まで乗りました。当時は廃線に関する議論は無かったものの、悪天候で度々バス代行になる様子を見て早めに行っておこうとなったのだと思います。
当時はまだ体質改善前。やっぱりキハ120は電球ライトしか勝たんね。
最後に乗ったのはこの年ですが、南小谷〜糸魚川を走破したのは2013年8月の1回きりなのでした。いつか廃止されてしまうかもしれないという漠然とした不安から、高校受験が終わった後に大糸北線を取材する計画を立てるのですが、高校在学中は休みがあまり取れず、結局行かずじまいとなりました。
もたもたしているうちに、キハ120は体質改善され、さらに新型コロナが追い討ちをかける。しまいには廃線フラグが立ってしまう状況に。結局廃止の話が出てから乗りに行くという典型的な鉄オタムーブをかましてしまいそうです。しかし、正式な発表はまだですから、まだ救いはあります。
今年の目標─大糸北線に乗る
ということで、今年の目標を立てさせていただきました。今回のなんちゃら協議会の発足に伴い、大糸北線が無くなってしまう可能性が跳ね上がりました。なら、無くなってしまう前に乗っておこう!というごくごく単純なものです。これを見て、何故廃止前提で話し、残そうとは言わないのか。これだから鉄オタは!と言われてしまいそうです。私だって残ってくれるなら残ってほしいですが、ローカル線の存続のためには、地元の方が永続的に利用することが何より大切なのです。しかしどんな手を打っても利用者は回復しません。何処の馬の骨かもわからない鉄オタが、赤字ローカル線に乗れと尻を叩いたところで、鉄道より遥かに便利な自家用車を持つ地元住民は乗ろうと思わないでしょう。観光客を呼び込もうにも、残念な事に旅行者の一時的な利用は、ローカル線を存続させる武器になりません。誰の手にも負えなくなった鉄道は、営利企業の元にある限り、淘汰されていく運命にあるのです。自然界と同じですね。
そんなわけで、何の力もない私が残そう残そうと言ったところでただ空しいだけ。なら無くなる前提で今を楽しもうと、そういうことなのです。
こういうこと書くつもりじゃなかったのに書いちゃったよ、あーあ。文章作成時、事前に構成を組むことの重要性がわかるブログでした。
おわり