早朝の普通列車

E127と電車線のオタクがぼやく

同人誌即売会に参加した話

※※ご注意:今回の内容は、このブログの読者の大半を占めているであろう下車界隈とは全く関係のない、別界隈のお話です。※※

 

ごめん、同窓会には行けません。いま、東京流通センターにいます。この平和島を南北に縦断するモノレールに私は乗りました。

今回の鉄道要素これだけです

というわけで2022年4月30日に開催されたけもケット11についてお話しします。

1 けもケットってなんやねん

同人誌即売会というと一番大きいのはコミックマーケット、その他コミティアやらなんやらあるわけですが、けもケットはケモノ・ドラゴンジャンルオンリーの即売会であり、要はケモナーがたくさんいます。コロナ前は着ぐるみ参加といい、オリキャラの着ぐるみを着た人と交流できるみたいなコーナーもありましたが、現在は休止しています。

開催回は決まって1月下旬頃の「新春けもケット」、4月下旬頃の「けもケット」、9月下旬頃の「関西けもケット」となっています。これもコロナの影響で、中止されたり、開催期がズレたり、関西会場が用意できなかったりとさまざま問題を抱えたようですが、最近では元に戻りつつあるようです。

2 サークル参加

コロナが出てからのけもケの参加方法には、同人誌を購入する一般参加者と、同人誌を描いて頒布するサークル参加者の2つがあり、今回私はなななんと…

サークル参加

することになりました。初めてのことだったので不測の事態のなきよう、サークル参加者向けに配られる注意事項等にはよく目を通しておきました。まあ、それでも起きたんですけどね、不測の事態。(後述)

前日と翌日は雨だったのにこの日だけ晴れました。天の恵みに感謝

会場。けもケットは基本的に東京流通センター(TRC)で行われます。浜松町から乗車し、流通センター駅に着いた途端、車内の7割くらいの人がそこで降りたんです。お前ら全員ケモナーだったんかワレェ…

コロナ以降、一般参加者は入場回も決められていたり、時間制限もかけられていますが、サークル参加者は一般の第一陣が入ってくる数十分も前から会場に入れます。まあ設営や頒布物検査とかあるので当たり前なんですが…

何だこの自己満サークル名

やっとの思いで設営を終わらせ、あとは人が来るのを待つのみ!と思いきや、早速不測の事態Part1が…

不測の事態① 椅子が無い

当日は、高校時代の友人にお願いして売り子をやってもらうことにしていました。つまり自分のブースには私含め2人の人間がいるわけですね。しかし、ブースに用意されている椅子はたった一脚のみ。でも安心してください。これでいいのです。事前に配布された注意事項にも、最初椅子は一つしかないと書かれていましたし、私もそれを分かって来ております。じゃあもう1人は永遠に突っ立ってるのかと言われると、それも辛い。

そこでまたまた注意事項の記載の登場。「追加椅子は一つまで本部前で貸出」という趣旨の記載があることももちろんわかっていました。追加椅子があれば、2人とも席に着くことができます。これは、設営中、友人に借りてきてもらうことに。と、悲劇はここからでした…

何故か手ぶらで帰ってくる友人。椅子のことを聞くと、「封筒が要るらしい」と。私は設営に夢中で、その封筒がなんの封筒のことか全く理解できないまま、貸出椅子は撤収。結局追加の椅子を手に入れることができませんでした。元あった椅子には友人を座らせ、私は立ったりしゃがんだりを繰り返して凌ぐことにしました。

ここで2つの反省点。

1.事前配布の注意事項ばかりに目を向けていたこと

「これは重要だから熟読必須だな!」と思って読んでいたのですが、この、「椅子貸出時に封筒が必要」という趣旨の説明は注意事項には書かれておらず、サークル参加証の発送通知メールの中に記載されていました。そう、椅子を借りる時に必要な封筒というのは、「サークル参加証が入っていた封筒」だったのです。注意事項ばかりに目を向けていたが故のミスでした。*1

2.椅子を友人に取りに行かせたこと

メールの記載を見落としていたとしても、実際にスタッフの方から説明してもらっていれば、なんの封筒かは分かっていたかもしれません。実際封筒は持ってきていたので分かれば取りに行くことができました。しかし、その椅子を、けもケにあまり精通していない友人に取りに行かせてしまい、「封筒が必要」という抽象的な情報しか入手できず、またその後に自分から問い合わせるということもしなかったこと、これもこの事態の大きな要因でした。これは決して友人が悪いのではありません。ひとえに私の不甲斐なさによるものです…

ここでの教訓は、

「メールの隅々にもしっかりと目を通そう!」

「スタッフさんとのやりとりが必要な作業は自分でやろう!」

です。

 

こんなことはあっても、私は昔から立っているのは得意なので、まあいけるやろという感じでけもケットスタート。いろんな人が前を歩いて行き、また立ち止まってくれたりしてワクワクする時間が流れていましたが…ここで不測の事態Part2

不測の事態② 領地縮小

自ブースにスタッフさんが近づいて来たなと思いきや、こう仰いました。

「すみません!今回のイベントでは使える長机の範囲がこの辺りまでになってて…」

と、私が使用していたより狭い範囲を示したのです。

この使える面積の規定は、漏れなく例の注意事項に記載されていました。しかも、具体的な数値付きで。しかし、私はなぜか「その数値=長机の面積」と誤解しており、何も考えず設営を行ったのでした。そう、先ほどから「注意事項を熟読した」と自分で言っていたのですが、実際はそれすらも怪しいという結末。

先ほど載せたブースの画像は領地縮小前なので、思いっきり規定に違反している長机を前にノリノリの自分が写っているということで、若干黒歴史みを帯びてしまいました。

ここで教訓。

「注意事項等の文書は、読むだけでなく、正しく内容を理解しよう!」

 

私のやらかしは以上の2つでございました。それを除けば、いろんな絵師さんの本を買ったり、お話ししたり、カタログに載っている自分の描いたサークルカットをみてニヤニヤしたりと、とても楽しい時間を過ごすことができました。

 

3 総括

初めてのサークル参加、抜かりないよう準備したつもりが結構ボロが出て恥ずかしかったですが、追放等もされず、なんとかいい感じに終わることができたのでよかったです。他、個人的にこうするといいなと思った点は、

「荷物を小さくする」←デカいともちろん持ち運びが大変。特にモノレール浜松町の階段

「宅配搬入の利用」←本以外にも設営道具入れて送れば荷物が小さくなるぞ!

「調子に乗って刷りすぎない」←実は結構在庫残りました。身の程を弁えよう。

この辺りでしょうか。あと、売り子やってくれた友人には翌日寿司を奢りました。自分のために何かしてくれた人にはしっかり感謝を。これも大事。ミーに感謝するです

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これからサークル参加を考えている人の参考になれば幸いです。

次回、10/1のけもケ12は一般で行く予定ですが、次の新春にはサークル参加したいと思っています。会場がいつもの川口フレンディアではなくTRCであることから、サークルもたくさん受け入れてくれるであろうという浅はかな考えに基づいて。今からちょっとずつ準備をしなければ…

 

おわり

*1:とはいえ、正直、これに関しては注意事項に記載しても良いのではないかと思ったり